アーム型X線CT診断装置 AUGE SOLIO
CR・DR対応セファロ撮影モデル
「診断に役立つ」鮮明で高精細な画像品質と、5.7inchタッチパネルによる優れた操作性。 AUGE SOLIOは、歯科治療で求められる多彩な画像診断ニーズに、 独自の技術と豊富なノウハウで応えた先進のオール・イン・ワン・システムです。
特に、需要の高まるCT撮影においては、歯科用コーンビームCTの特長である高解像度撮影に加え、 広域な撮影範囲と患者さんにやさしく正確なポジショニングシステムで、精緻な画像診断を実現。 半世紀を超えて受け継がれる、朝日レントゲンのメイド・イン・京都のクラフトマンシップが、 新しい感動とホスピタリティをお届けします。
特長
- CT画像再構成機能
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CT撮影後に、かんたんな操作で様々な画像再構成を行うことが可能です。
■NEODYNA MAR(金属アーチファクト低減)*オプション
独自のMARアルゴリズムにより、インプラント等による金属アーチファクトを軽減することが可能です。360°撮影と合わせて、よりアーチファクトの影響の少ない画像を得ることができます。
■NEOSMART *標準搭載
・高精細画像再構成
FOVを縮小することで、ボクセルサイズの小さな、通常より高精細な画像を得ることができます。
撮影した画像を用いるので、再撮影を行う必要がありません。・シャープ
鮮明な画像になります。・スムース
滑らかな画像になります。・散乱線補正
硬組織の輝度値を安定させます。・ビームハードニング補正
インプラントのフィクスチャ間のアーチファクトを軽減させます。
※各撮影モードによって、使用できる機能に制限があります。
- CR・DR対応セファロ撮影モデル
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●CT撮影
●パノラマ撮影
●セファロ撮影- ― カセッテDR(無線FPD)
- ― CRカセッテ(イメージングプレート)
カセッテDRなどを用いてセファロ撮影を行うことができます。
※アナログフィルムを用いた撮影はできません。
- 様々な症例に対応する撮影範囲のモードを搭載
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歯列・顎関節部を撮影出来るDモード。全歯列エリアを撮影出来るIモード。顎関節・全顎・顔面頭蓋をカバーするA・Pモード。歯科治療の目的に合わせ、最適な撮影モードを選択できます。
- CT撮影エリアの上下移動が可能な「CTポジションシステム」
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患者さんの位置付け後、CT撮影機構の上下動をワンタッチで行えます。患者さんを動かすことなくCT撮影エリアの上下調整を行えるため、患者さんとオペレーターの負担を大幅に軽減します。
CT撮影エリアを正確に設定できる「予備撮影機能」
CT撮影エリアの前後・左右・上下方向で撮影位置補正ができる予備撮影機能により、CT撮影エリアを正確かつ確実に設定できます。設定後は、撮影機構が自動的に補正位置へ移動し、目的の診断領域を確実に撮影できます。撮影位置設定ミスによるCT再撮影を防ぎます。
歯科用CT(CBCT・コーンビームCT)について
一般的な医科用CT(MDCT)は、多方面からのエックス線を扇状(ファンビーム)に照射しますが、
歯科用CTでは円錐状(コーンビーム)のエックス線を照射して撮影します。
医科用CTに比べて、歯科用コーンビームCTは高解像度・被曝線量が少ない・金属アーチファクトが少ないなどの利点があります。
撮影モード
CT撮影モード
2D撮影モード
【参考】朝日デジタル FPD DRTシリーズで撮影したセファロ画像
アーム型X線CT診断装置 AUGE SOLIO
CR・DR対応セファロ撮影モデル 製品カタログ(PDF)
朝日デジタルFPD「DRTシリーズ」リーフレット
ワンショットセファロ[76μm]
セファロ側にFPDを取り付けることで、0.5秒のワンショット撮影が可能となります。ブレの少ないクリアな画像を得ることができ、今まで以上に高精細な76μmのピクセルサイズを実現しました。硬組織だけでなく軟組織も鮮明に映し出し、計測点を判断しやすい画像を生み出します。
■対応装置(2017年10月現在)
・AUGE SOLIO Z CMF(セファロカセッテオプション仕様)
・AUGE SOLIO ZZ CMF(セファロカセッテオプション仕様)