朝日レントゲン

Cases導入事例

アーム型X線CT診断装置 「AUGE SOLIO」導入事例

脇本矯正歯科医院様

畑田 健志先生

院長紹介

畑田 健志(はただ たけし)先生

平成23年3月 長崎大学歯学部 卒業
平成23年4月 長崎大学病院 勤務
昭和24年4月 香川メディカルグループ 勤務
昭和27年2月 はただ歯科医院 開設

導入製品

アーム型X線CT診断装置 AUGE SOLIO

「診断に役立つ」鮮明で高精細な画像品質と、5.7inchタッチパネルによる優れた操作性。AUGE SOLIOは、歯科治療で求められる多彩な画像診断ニーズに、独自の技術と豊富なノウハウで応えた先進のオール・イン・ワン・システムです。

AUGE SOLIO導入までの経緯

平成26年9月 医院継承に際してCT導入を検討
平成26年12月 弊社大阪ショールームにご来社
平成27年1月 導入決定/td>
平成27年5月 改装に合わせて導入

医院継承に際して、他社のアナログパノラマ装置から、アーム型X線CT診断装置「AUGE SOLIO」に入替を行い、ご使用いただいております畑田先生に、導入に至る経緯と、導入後の感想についてお話を伺いました。

CTを導入されようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
元々は医院継承の際に、それまでのアナログパノラマ装置に変えてデジタルパノラマ装置の導入を検討していました。
しかし、このタイミングでデジタルパノラマ装置を導入した場合に、今後CT装置を早期に導入することが難しいと考えました。
そこで、医院継承の際に治療の質の向上のことも考えて、思い切ってCT装置の導入をしました。
弊社装置を選定されたポイントは何だったのでしょうか?
勤務医時代に使用していたデジタルパノラマ装置も朝日レントゲンさんの装置でした。
その装置も使いやすかったですし、慣れていたことから、朝日レントゲンさんの装置が第一候補でした。
他社の検討も行いましたが、他社と比較してもやはり朝日レントゲンさんは画質が良く、それが大きなポイントでした。
また、AUGE SOLIOは撮影時の上下動のストローク幅が広いので、立ったままの撮影が困難な患者さんの場合には、座って撮影ができるというのは良かったです。
選定の際、装置のスペックや機能以外についても比較検討されましたか?
他社に比べて値段は高かったのですが、「朝日レントゲン」というネームバリューのあるブランドであることもやはり高額な装置を購入する際には、ポイントとなりました。
そういった点を含めて性能・品質とコストなど含めトータルで考えて、大阪で勤務していた時の検討段階でほぼ決定しました。
導入時に気になった点などはありましたか?
長崎県に朝日レントゲンさんの支店がないことで、サポート面での不安がありました。
しかし担当者の人柄もよく、様々な面で素早い対応をしていただきました。
導入後もよく対応をしていただいているので、問題なく使用できており、サポート面での不安はなくなりました。
導入後、画像診断において、従来の2次元レントゲンとはどのように変わりましたか?
当初は8番・親知らずの抜歯の時に使いたいなと思っていましたが、根管治療にも有用です。根管治療の際、少し行き詰ったと感じた時にCTを撮影して、根尖病巣の大きさなどを立体的に確認し、治療に役立てています。狭窄している根幹でも見つけやすいので、根管治療がやりやすくなりました。
まだCTの撮影回数自体は少ないのですが、今後はインプラントも行っていきたいと考えています。
導入して良かった点はなんでしょうか。
患者さんは自分の口腔内を実際に見ることができませんが、CTだと口腔内を視覚的に把握できるので、言葉で多くを説明するよりも分かりやすく、理解度が各段にあがります。
そして患者さんの治療へのモチベーションもアップします。2D画像だと患者さんに見せても、あまりピンと来ていない人が多いのですが、CTの立体画像を見せると、「大変だから治療に来よう」「こんなになっているから治療に時間がかかってもしょうがないので、しっかり治療しよう」という風に患者さんの治療へのモチベーションアップに繋がり、続けて通院してくれます。
患者さんの理解度を高め、治療へのモチベーションを上げてくれるというのがCT装置を導入して一番良かった点です。
先生の今後の展望を教えてください。
地域的にも高齢者が多いので、高齢者の口腔ケアを通じて、地域医療に貢献したいです。
高齢者の方がしっかり噛めることを考え、摂食嚥下において誤嚥を防ぐということに興味を持っています。
CTの活用ということで言えば、高齢者の方にオーバーデンチャーなどを行い、インプラントの上にデンチャーを置くことで、しっかり噛めるようになり、咀嚼能力をあげることで、高齢者の方のQOL向上につなげたいです。

オーバーデンチャーの場合は、下顎前歯部にインプラントを入れることが多くなると思いますが、顎堤吸収の患者さんが多いので、オーバーデンチャーができるかできないかの診断が大事だと考えています。将来的にフルデンチャーになるときに、顎堤維持のためにできるだけ歯を残しておく。なくなりそうな時には自分で診断して、インプラントを入れることができるタイミングで、オーバーデンチャーのために入れることができるかどうかというポイントでCTを使いたいので、今後勉強して、CTを活用していきたいです。

本日は、貴重なお話をどうもありがとうございました。


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