新型オートフォーカススキャナー
Ceramill Map600（セラミルマップ600）

特長

オートフォーカス機能が導く、スマートなワークフロー

模型をマウントしたArtex CRを、Ceramill Map 600にそのまま設置可能です。

咬合関係を維持し、上下顎模型を高精度にデジタル化します。オートフォーカス方式では、途中で咬合器の置き換えは不要です。 ※Ceramill Map600はSTLデータ・PLYデータに対応しています。

実際の咬合器と同様の機能を備えたバーチャル咬合器Ceramill Artexを使用して、デザインできます。 ※Ceramill ArtexはAGセラミルシリーズCeramillMind(26B1X10010019521)の追加機能です。

多彩なスキャン方式で、快適で高精度なデジタルスキャンを

オートフォーカス

模型を自動認識し、スペーサープレートが不要です。途中で咬合器の置き換えを必要とせず、短時間ながら、様々な症例に対応する高精度スキャン方式です。

オールイン

わずか2回のスキャン操作で片顎模型をデジタル化します。スキャンデータの支台歯、隣接歯、対合歯は自動的に整列されます。

マルチダイ

最大12歯を一度にスキャンします。スキャンデータは歯列に従って、自動的に整列されるため、効率的にスキャンを行うことが可能です。

ユニバーサルスキャン

さまざまなモデルシステムに対して、柔軟に対応するユニバーサルキャリアプレートを使用したスキャン方式です。

カラー/テクスチャー

模型に記録したマージンラインや文字も含めてスキャンします。デンチャーの設計線なども取込むことができます。

印象スキャン

フルオートで印象スキャンが可能。途中の手動調整が不要で、簡単にスキャンできます。

ブルーストライプライト方式の高精細3Dセンサー

Ceramill Map600は、高精細3Dセンサーと3軸スキャンによって、スキャン速度の改善に加えて、スキャン精度も、最高4µmに向上しました。ケースに応じてスキャンモードをより高精度なHDスキャンと、従来式のSDスキャンに切り替えられるため、状況に応じて柔軟に使い分けることが可能です。

速度と精度が融合したDNAスピードスキャニング

18秒でフルアーチスキャンが完了する3軸スキャンの採用によって、より速く、より正確に患者の口腔データをデジタル化します。咬合器も含めた上下顎模型のスキャンに必要な固定パーツを無くしたことで、操作を簡素化しました。これらにより、作業時間が大幅に短縮され、さらに効率的なスキャン工程を実現します。

❶操作性とスキャン精度を両立するオープンデザイン

歯科技工用のスキャナとして最適な設計を目指して開発された、オープンハウジング設計を採用。
操作性とスキャン精度の両立を実現します。

❷一体化したライトカバーを備えたインテリア部分

精密部品を保護しながら、簡単に内部をメンテナンスできるオープンアクセスなインテリア部分。
一体型のライトカバーによって外部光の干渉を確実に抑えます。

❸オートフォーカス機能による自動高さ調整

Z軸上（高さ）で、スキャンエリア内の模型が最適に配置される自動調整機能を搭載し、
スペーサープレートは不要になりました。

❹わずらわしい作業が不要な咬合器固定プレート

模型がマウントされた咬合器をそのままスキャン可能。

❺従来シリーズと互換性があるスプリテックスプレート

これまでのCeramill Map200/400の付属品にも対応するスプリテックスプレート。

スムーズでスピーディーなスキャン

従来のスキャナーと比較して、上下を分割してスキャンしたり、スキャン中に向きを変える必要がありません。
Ceramill Map600はスムーズでスピーディーなスキャンを実現します。