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次に何ができるのか求められている時代

 今回のスタッフブログは、2年前に新設されましたマーケティング部より発信させて頂きます。

 一向に落ちつく気配のない新型コロナ禍により様々なイベントや展示会が中止になっている中、私たちの歯科業界も例外ではありません。お客様への新製品の情報発信とお客様からの情報収集が行える重要な手段であります展示会や学会はことごとく中止となってしまい、お客様の大事な声を、直接、聞く機会を全く失ってしまっております。

 このような状況から、WEBで行われる学会・展示会が増えています。実物が見られないので実感が湧かないとか、話の感情が伝わりにくいといったデメリットも考えられますが、たまたま同じ日に複数の参加したい展示会がある場合、これまではどれかを諦めるしかありませんでした。しかし、WEB形式の展示会であれば、日本のみならず、世界中の展示会を瞬時に巡る事ができます。その結果、幸か不幸か、以前のリアル展示会より多くの情報が収集できているかもしれません。このような分野は技術の進歩が大変早いので、リモートワークの自宅に居ながらにして、会場にいる様な感覚に浸ることができるシステムも近い将来、利用できるのではないかと期待しています。

 さて、その展示会ですが、新型コロナ禍以前の数年で、かなり様変わりしてきたと感じているのですが、皆様は何かお気付きでしょうか?

 弊社は歯科用エックス線装置の専業メーカーですので、本来ならば、展示物の主役は常にエックス線装置となります。他の総合メーカー様では、多種多様な商品を扱っておられますので、エックス線装置に限らず、その時々の歯科界のトレンドの商品が主役になるような展示をされています。実際、特に最近はエックス線装置が片隅に配置されているなという気がしていました。これが意味することを考えますと…。
 歯科のあらゆるものが次々にデジタル化されていく中では、機能的にも成熟したエックス線装置は、もはや画像を得るための一つのパーツにしか過ぎず、もはやエックス線装置のみで存在をアピールできるものではなくなってしまったという事ではないでしょうか?
 むしろ、そこから得られた情報・データを活用して、次に何ができるのかという事が求められている時代になったのだと捉えています。
 弊社も遅ればせながら、歯科用CAD/CAMや口腔内スキャナを取扱い商品に加えておりますが、現時点では十分にお客様の要求に応えられる理想的な状態には到っておりません。しかしながら近い将来、お客様があっと驚くようなご提案をする、と決意して日々業務に励んでおります。

 また、新型コロナ感染防止対策により、お客様との通常の商談におきましても展示会と同様に、ご訪問の上のご面談が難しい状況で、その対応のために他社に先駆けてホームページ上にオンライン商談の受付を始めたところ、日本歯科新聞様の目に留まり、これを記事にして頂きました。弊社へのお問い合わせの機会がありましたら、是非ご活用下さい。
 新型コロナ後の世界をどう予測するか、どんなものがいつまでに必要か。新しい歯科用画像診断機器、歯科用CAD/CAM、及び周辺機器によって、今を生きる人々が健康で永く暮らして行けますよう、アンテナを張り巡らせて、チームワーク良く活動を続けて参ります。

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