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朝日レントゲンの安全管理

 

 

今回は私が所属する安全管理室の業務についてお伝えします。

 

「安全管理」という言葉を聞いて、どのような業務を思い浮かべますか?

 

 

「会社の全従業員の安全と健康を管理し、

 ケガや病気の発生・拡大を未然に防止する。」

 

 

こんな業務をイメージされた方もおられると思いますが、

安全管理室では従業員の安全を管理しておりません。

 

 

 

朝日レントゲンは医療機器メーカーです。

製品の安全管理、つまり医療従事者の方や患者様の安全が対象となります。

 

 

 

「GVP省令に基づく製造販売後の安全管理業務」と言ってしまうと

馴染みがないのでわかりづらいと思いますが、

簡単に言いますと安全情報の収集と分析を行う業務です。

 

 

 

医療機器の市販後監視において、

品質・安全は重要な位置付けとなっており、

日々いろいろな所から情報を収集しています。

 

 

 

その数ある情報の中から、

 

「これは使用する医療従事者の方に危険が及ぶのではないか?」

 

「これは患者様が予期せぬ動作をした時に危険が及ぶのではないか?」

 

といったように、入手した情報を多種多様な視点から監視し、

いち早く危険性を察知することから始まります。

 

 

 

さらに、危険性を察知した際には、それを分析し、対策の検討・立案を行い、

いち早く医療従事者の方や患者様の安全確保に動く。

安全確保にはわかりやすいところで、

リコールや使用方法の注意喚起等があります。

 

 

 

ただ、市販後ですので、安全管理室が表に登場する場面は、

お客様に迷惑をかけている場面がどうしても多くなります。

 

 

 

そういった意味では、表にはあまり登場しない方がいい部門と

言った方がいいのかもしれません・・・。

 

 

 

このように、間接的ではありますが、

安全管理室の業務は医療従事者の方や患者様の安全につながっています。

 

 

 

私共の部署だけではなく、朝日レントゲン全社員が日々、

品質・安全について考えながら業務を行っていますので、

皆様には製品を安心して使用していただければ幸いです。

 

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