朝日レントゲン

アーム型X線CT診断装置
オージェソリオ シリーズ (耳鼻科用)

「診断に役立つ」鮮明で高精細な画像品質と、スピーディな撮影を可能にする装置機構。 AUGE SOLIOは、耳鼻科治療で求められるCT撮影と一般撮影という画像診断ニーズと撮影にかかる時間の短縮に、独自の先進技術と歯科分野での豊富なノウハウで応えた次世代型ツー・イン・ワン・システムです。 とくに、需要の高まるCT撮影においては、コーンビーム方式のエックス線照射と、最新鋭のFPD(フラットパネルディテクタ)搭載により、被曝線量を抑えて、高精細画像を実現。 歯科市場で半世紀を超えて受け継がれる、朝日レントゲンのメイド・イン・京都のクラフトマンシップが、耳鼻科に向けて、新しい感動をお届けします。

販売は、第一医科株式会社様が行っています。

特長

モーションアーチファクトを防ぐ「ヘッドサポートシステム」

患者さんに負担をかけず、頭部を確実に固定するヘッドサポートを導入。ブレによる画像の影響を限りなくゼロにし、高精細画像を実現します。

画像の歪みを解消する「ワイドアーム設計」

新設計のワイドアームにより、透過するX線が平行に近い線を描き、歪みのない高精度な画像を得ることができます。

最新のFPDが、歪みのない高精細画像を実現

最新のFPDを搭載しており、幅広い撮影エリアと、高精細な画像の両立を実現しています。ひとつのセンサーでCT撮影と一般撮影が可能です。

AUGE SOLIO Series搭載のFPDは、8bitの64倍のダイナミックレンジ(階層表現力)を持ち、硬組織から軟組織まで忠実に表現できます。

鮮明な画質を実現する「360度撮影」

金属物によるアーチファクトを低減するために、360度回転する撮影方式を導入。撮影角度が大きいほどアーチファクトによる画像への影響を抑え、シャープで高精細なCT画像を提供します。
※患者さんの位置付けによっては270度の場合もあります。

CT撮影エリアの上下移動が可能な「CTポジションシステム」

患者さんの位置付け後、CT撮影機構の上下動をワンタッチで行えます。患者さんを動かすことなくCT撮影エリアの上下調整を行えるため、患者さんとオペレーターの負担を大幅に軽減します。

CT撮影エリアを正確に設定できる「予備撮影機能」

CT撮影エリアの前後・左右・上下方向で撮影位置補正ができる予備撮影機能により、CT撮影エリアを正確かつ確実に設定できます。設定後は、撮影機構が自動的に補正位置へ移動し、目的の診断領域を確実に撮影できます。撮影位置設定ミスによるCT再撮影を防ぎます。

立位・座位・車イス、すべてで撮影が可能なユニーバーサルデザイン

撮影部の上下同幅と、車イス対応ペースの採用により、スピーディな撮影が可能な立位はもちろん、座位・車イスでの撮影に対応できるユニバーサルデザインです。

安心感を生む「対面位置付け方式」

患者さんの安心感とオペレーターのスムーズな操作性を考慮した、フレンドリーな対面位置付け方式を採用。位置付け時に広い視野を確保でき、位置付けを正確かつ容易に行うことができます。

撮影DICOMデータはビューアソフト付きで出力可能

撮影したDICOMデータをビューアソフトとともに、各種メディア媒体に保存できます。また、撮影したDICOMデータは、他社のビューアソフトに読み込み表示することも可能です。他院からの撮影依頼や画像データの提供が可能です。

CBCT(コーンビームCT)について・・・
一般的な医科用CT(MDCT)は、多方面からのエックス線を扇状(ファンビーム)に照射しますが、
CBCT(コーンビームCT)では円錐状(コーンビーム)のエックス線を照射して撮影します。
医科用CTに比べて、この耳鼻科用CTは、高解像度・被曝線量が少ない・金属アーチファクトが少ないなどの利点があります。

※ソフトウェアの機能は、厚生労働大臣が基準を定めて指定した医療機器の附帯的な機能リストに認められているものに該当します。

撮影モード

様々な症例に対応する撮影範囲のモードを搭載

耳小骨を撮影できるDモード。側頭骨を撮影できるIモード。副鼻腔から前頭洞までが撮影できるAモード。耳鼻科治療の目的に合わせて、最適なモードを選択できます。

CT撮影モード

I-mode φ97×100mm ボクセルサイズ 0.19mm

A-mode φ161×100mm ボクセルサイズ 0.315mm

一般撮影モード

正面(A)

チンレスト(45°)撮影

チンレスト撮影

正面(P)

チンレスト撮影

斜位(R,L)

チンレスト撮影

側面(R,L)

チークレスト撮影

チンレスト撮影

導入事例

安元耳鼻咽喉科クリニック
安元和彦先生

以前より耳鼻科専用のCBCT装置の有用性は知っていて、開業後3年目で導入しました。
座って撮影するタイプのCTですと車いすの患者さんの撮影準備が大変ですが、AUGE SOLIO CBCT for ENTであれば立位/座位での撮影が可能で、車イスの患者さんでもそのまま撮影が可能である点が良いですね。

こころ耳鼻咽喉科
夜陣真司先生

省スペースでの導入が可能なCBCT(コーンビームCT)タイプの装置を検討していました。一般撮影装置とCT装置の2台を導入するには広いスペースが必要ですが、1台でその両方をまかなえるAUGE SOLIOならば、省スペースでの導入が可能でした。
導入前に他社の機器と画質面も比較検討しましたが、AUGE SOLIOは満足できる画質で、実際に装置や画像をショールームで見て、これだと決めました。

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