朝日レントゲン

Cases導入事例

パノラマX線装置NPX8800シリーズ「Cypher E」導入事例

やお歯科クリニック様

八尾 正己先生

院長紹介

八尾 正己(やお まさみ)先生

昭和61年3月 九州歯科大学卒業
昭和61年4月 羽生中央歯科医院勤務(埼玉県)
昭和62年5月 鳥取大学医学部歯科口腔外科入局
以後、同医局にて歯科口腔外科診療に従事する傍ら、鳥取大学医学部麻酔科、鳥取県立中央病院歯科口腔外科にて研修
平成7年1月 松江赤十字病院歯科副部長
平成8年3月 同上部長代理
平成9年2月 米子市上福原にて歯科医院開業
資格

医学博士(鳥取大学医学部)
日本口腔外科学会認定専門医(第818号)

所属学会

日本口腔外科学会/日本口腔科学会/日本摂食嚥下リハビリテーション学会/日本口腔衛生学会/日本障害者歯科学会

導入製品

パノラマX線装置NPX8800シリーズ 「Cypher E」

歯科医院や患者さんの「心地良さ」を重視した新世代のデジタルパノラマ撮影装置です。

Cypher E導入までの経緯

平成26年10月頃 アナログ・パノラマ装置導入から18年が経過
平成26年10月 日本デンタルショーで当社スタッフと装置の買換えについて相談
平成26年12月 Cypher E導入

パノラマX線装置NPX8800シリーズ 「Cypher E」をご導入、ご使用いただいております。
八尾先生に、導入に至る経緯と、導入後の感想についてお話を伺いました。

弊社装置[Cypher E]を選定されたポイントは何だったのでしょうか?

朝日レントゲンさんの製品をCypher E導入以前から使用していましたが、非常に故障が少なかったです。

以前の装置は導入してから19年使用していましたが、その間にハード(装置)本体の故障はありませんでした。
レントゲン装置が壊れてしまうと、その後の診療が一切できなくなりますから、レントゲン装置を購入する際は、装置の堅牢性や信頼性という所がとても重要なポイントです。

そういった意味でも朝日さんのレントゲン装置が一番信頼性がありましたので、他社乗り換えなどは考えませんでした。
また、レントゲンの画質などパノラマ装置としての機能性・精度といった点もやはり一番だと思っています。

当社装置の耐久性を保証するものではありません。

選定の際、装置のスペックや機能以外についても比較検討されましたか?

いくら朝日レントゲンさんの装置が壊れないといっても、PCなどのトラブルがないとは限りません。
やはりメンテナンス体制はポイントです。

当医院がある鳥取から最寄りの朝日レントゲンさんの拠点は広島の営業所です。
午前中にもしトラブルが発生した場合であっても午後には対応に来てもらうことができますから、安心感があります。
それ以前にほとんど壊れませんから、あまり心配はしていません。

PCの操作トラブルなどはありますが、そういった場合には電話をすれば、操作方法などを教えていただけますし、その程度の簡単な対応で十分に使いこなせています。

代理店さんからも、朝日レントゲンさんの装置は壊れないという評判を良く聞きますね。レントゲン専門メーカーということで、営業の方でも装置のメカニカルな部分などに詳しく知識が豊富なので、信頼につながっているのではないでしょうか。

導入時に気になった点などはありましたか?

開業して5,6年たった平成14年頃に、アナログ・パノラマ装置で後付けのデジタル化を行いました。ですので、デジタル化することでの不安というのも今回は特にありませんでした。やはり、アナログシステムよりもデジタルシステムの方がはるかに良いですね。

導入されて良かった点はなんでしょうか。

ソフトウェアが充実していたことです。カウンセリング・アニメーション・ソフトウェア NEO DENTALi3や、骨粗鬆症判読支援 画像処理プログラムのNEOOSTEOを良く使用しています。

NEO DENTALi3は、患者さんに対して、単に紙や写真で症状などを説明するよりも、動画で説明できるということが大変インパクトがあります。

NEOOSTEOについてもとても有用に使用できています。骨粗鬆症というと、歯科の学会でもBP製剤・MRONJ(BRONJ)の話題がここ数年大変多いです。私自身も、日常診療において、他の薬よりも注意を払っています。BP製剤は今後も増えるでしょうし、それに対する知識や対応が必要だと考えています。

MRONJ:薬剤関連性顎骨壊死(Medication Related Osteonecrosis of the Jaw)
BRONJ:ビスホスホネート系薬剤関連顎骨壊死(Bisphosphonate Related Osteonecrosis of the Jaw)
米国口腔外科学会(AAOMS)が2014年に改定したポジションペーパーの中で、BRONJからMRONJへの名称変更がありました。

先生の今後の展望を教えてください。

私は現在、NEOOSTEOの画像処理結果を、抜歯すべきか・保存治療か、歯の予後はどうなるか、歯周病の予測や判定の際の参考材料として活用しています。今後も、そういった患者さんの将来的なQOLまで見据えた治療を行っていきたいと考えています。

また、BP製剤・MRONJ(BRONJ)と、インプラントなどの歯科治療の関係は、論文などでチェックしていき、対応できるようにしたいと考えています。

本日は、貴重なお話をどうもありがとうございました。


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